高品質で信頼性の高いホイールをハイエンドからエントリークラスまで幅広く展開し、トップカテゴリーのプロチームにも採用されているイタリアンホイールブランドFULCRUMの代名詞でもあるRACING ZEROシリーズに、新たな最上位モデル「RACING ZERO CARBON CMPTZN DB（レーシング ゼロ カーボン コンペティツィオーネ DB）」がリリースされました。

クリンチャーとしては非常に軽量で丈夫なフルカーボンリムと、剛性や反応性に優れるエアロアルミ・ストレートプルスポークというユニークな組み合わせを持つRACING ZERO CARBONに、FULCRUMハイエンドモデルの証と言えるCULTベアリングを搭載し、"CAMPTZN"の名を冠したRACING ZEROシリーズの新しいフラッグシップモデルRACING ZERO CARBON CMPTZN DBが誕生。クリンチャーとチューブレスに対応する2WAY-FITで、幅広いタイヤサイズに対応するリムの形状を採用し、様々な広がりをみせるライドシーンであらゆるカテゴリーのライダーのお好みのアッセンブルが可能となっており、すべてのレベルのサイクリストにフィットするハイパフォーマンスホイールです。

フルクラム独自の設計の、非常に軽量で強力な30mmハイトのフルカーボンリムはT800 UDカーボンをメイン素材に使用しながら、さらに走行時、最もストレスのかかるニップルホールの周囲に、加減速の際の応力方向を分析し、最適な積層とレイアップのツィルカーボンを配置する「ARCテクノロジー」を採用し完全に強化されています。
RACING ZEROシリーズのアイデンティティと言える、存在感のあるエアロアルミ・ストレートプルスポークは、ライディング時の剛性と反応性だけでなく、ディスクブレーキの制動力に対応した前後のTwo-to-Oneダブルスポークパターンを採用。動力ロスを最小限に抑えながら、ディスクブレーキの制動力を最大限に発揮することが可能な先進的な性能を提供します。

先述の独創的なコンビネーションで、強力な走行性能をスタンダードモデルでも有していましたが、RACING ZERO CARBON CMPTZN DBには並外れた回転性能を誇るCULTベアリングが搭載され、ホイール全体で10gの軽量化に成功しました。摩擦係数を劇的に軽減するトップクオリティーのセラミックボールと、専用の加工が施されたベアリングレースにより、回転性能はスタンダードベアリングに対して9倍も向上しています。これによりコンペティティブなライダーが、極限の状態で貴重なエネルギーを温存しながら、ハイスピードを維持することが可能です。