予想以上に面白い！

100kmほど走ってみました。 シティサイクルとはスピードの伸びが違うので、24㎞/hまではあっという間。アシスト機能は僅か数秒でカットされるので、あくまで補助。ストップ＆ゴーや勾配でのみアシストを使用するスタイルで乗っています。 アシストオフでの平地走行でも、少し重めのギア(真ん中より１～2枚くらいで良い)を踏めば30㎞/hオーバーくらいの巡行はできます。ロードのギアが搭載されていますが、フロント44Tというコンパクトクランクよりも丁数の少ないギアがケイデンスの維持に一役買っていると思います。 ハンドリングは想像していたよりも軽く、深い角度のカーブでも大丈夫です。ロードでは重心が自分の体に近い位置に感じますが、車重があるので重心が自転車にある感じがして安心できます。それでもシティサイクルよりは自分の体寄りだと感じました。 坂道での性能は全く問題ありません。 京都では有名な千束坂(平均勾配21%)で試しましたが、シッティングで十分に登れます。傾斜に負けて自分の体が自転車からズレて落ちそうになるのを気にするだけで登れました。 個人的には通勤・通学だけで使うには少々オーバースペックかな？と感じました。「ライドも楽しみつつ、目的地に足を残して着き、そして別の目的の為に時間を使う」というような、旅のパートナーとして勧めたい自転車です。通勤・通学に使いつつ、ちょっと遠出もしてみたい方には良いと思います。 普段はロードバイクに乗っていますが、どうしても力を出し切る乗り方をしてしまうので、目的地ではさほど歩いたりしません。また、急な勾配を登る時には景色を楽しむ余裕もありません。しかしこの自転車なら街中を抜けて山や谷、激坂を越えても目的地で楽しく時間を使えると思います。 ただ勘違いしない方がよい点もあります。この自転車はあくまで電動「アシスト」自転車である事。常にハイパワーで自動で走る訳ではない、という事です。全く疲れないわけではありません。距離を走ればしっかり汗もかきます。坂を登れば負荷の調整も出来るので、よい運動にもなるでしょう。また、アシストをオフにして走れば、はっきり言って「ただの重い自転車」です。そういった部分を楽しめるか、許容できるかどうかで、このタイプの自転車が選択肢の一つとなるかが決まるでしょう。 私自身はとても面白く、楽しめる乗り物だと実感しました。今後も自転車の購入の際にはE-BIKEが選択肢の1つになると思います。買って良かったです。

買ってはみたけど、このままでは・・・。

印西市の住人です。普段はロードバイクに乗っています。当バイクは5月11日に購入し、14日に成田山（36Km),24日に霞ケ浦（73Km)、28日に長柄町の長生き展望台(118Km)で使ってみました。 乗った感想ですが、「なんだ、全然楽じゃないな、ロードバイクと疲れは変わらん。」というものでした。 確かに登り坂は楽になります。でも坂に至るまでの平坦路で疲れます。日本の電動バイクは２４Km/hでアシストが切れるようになっています。なので、体感的には、20Km/hを越えると、殆どアシストを感じません。サイクリングの巡行速度って20Km/h以上と思うのですが、その速度域でアシストの恩恵が得られないと、それは疲れますよね。 なので、このバイクの使い方としては、巡行速度18Km/hとか、坂道専用とか・・。長距離巡行に使いたいという私の目的には合致しません。