ドライカーボン製プレートのカンパニョーロ10速用ショートケージ、ビッグプーリーキットです。対応:CAMPAGNOLO 10速対応 SUPER RECORD、RECORD、CHORUS
ジュラルミン(AL7075)・セラミックベアリング・歯数15Tの大型テンションプーリーと高剛性,超軽量のドライカーボン製プーリーケージ(ツインプレート)を装備しました。
通常の11Tより大きな15Tのテンションプーリーにより、ワイドレシオでのチェーンラインの抵抗、スプリングの抵抗、プーリーの回転抵抗を大幅に低減。あなたの脚力をより遠くまで活かします。
ガイドプーリーはあえて11Tのままジュラルミン・セラミックベアリングプーリーとすることで、変速性能を維持。リアディレーラーの実質的なキャパシティアップに貢献して、快適な変速レスポンスを生み出します。
4種のプーリーケージフィニッシュにより、様々なバイクにマッチするルックスをお選びいただけます。
セッティング次第で、トータルキャパシティを増やすことが出来ます。
11T/15Tのプーリーカラーはブラック、ゴールド、レッドのいずれかを選択ください。
対応機種:CAMPAGNOLO 10速対応 SUPER RECORD、RECORD、CHORUS
スタッフコメント
CDJビッグプーリーの特徴は変速精度にあり
取り付けて踏み込んでみると、加速時や、私の場合は特に7-8%の上り坂(フロントアウター×リアはローorローから2-3枚で回す坂)で効果を感じました。
普段の走行よりもスルスルとペダルが回る感覚があり、確かに楽に脚が回っている様子。トップスピードまで出ている時は正直そこまで変化を感じるほどではありませんでした。
ここまではビッグプーリーそのものの特徴。正直ここまでの内容であればどこのメーカーでも似たようなものであるかと思います。
その他のメーカーと大きく違うのが、変速精度。これがCDJビッグプーリーの良さで、私が特に一押しなのはこの点です。
通常、ビッグプーリーなど、メーカー社外品の取付を行うと変速性能は低下すると言われています。
私はULTEGRAのRD-6870にCDJビッグプーリーキットを装着。
実際に私もこれまでT社を始めとしたビッグプーリーキットを数個試してみましたが、他では変速がもたつく、アウター×ローでなくともチェーンがプーリーケージに接触するなどありました。
しかしCDJのそれは変速がスパスパ決まります。アウター×ローでもチェーンが擦らず踏める(アウター×ローを推奨するわけではありません)など、変速に関しては最もスムーズな印象でした。
実際に、私の使用しているフレームのメーカーメカニックもメンテナンスで触った時に「ブラインドでは純正と見分けつかないですね。」とのコメントがあるほど。
格安安価なビッグプーリーケージよりかは少しお値段はしますが、最高級海外メーカー物よりも安心して使用できるある意味一番コストパフォーマンスに優れているモデルではないでしょうか。
私の印象としてはヒルクライムレースや、山岳ライド、アップダウンの多い郊外の走行が多い方などには特にお勧め。
のんびりゆっくり…の走行であれば、ギアを一枚落としてのんびり漕げばいいのですが、レース中や厳しい坂の登坂時など必死に走行している時はギアの組み合わせを考えている余裕がない時もあります。そんな時にこのビッグプーリーキットは大きな力になってくれると思います。
単純に抵抗減を求めてTTマシンなどにもいのではないでしょうか。
体感には個人差こそありますが、是非ともお勧めしたいアイテムです。