3点のベルトでフレームに固定する小型のフレームバッグです。

この形状だとダウンチューブ側のボトル取出しに干渉しないので使い勝手もよい感じ。
また、小型であるためフレームに取り付けた際に膝に当たりにくく、ペダリングの邪魔になりにくい絶妙な位置での取付ができる点は良い点。
これまでフレームの端から端まである大きめのフレームバッグを使用してきましたが、どれも走行中に膝に当たってしまうのが気になっていました。

フレームに固定するベルトも固定力は問題なく、フレームに接する部分にシリコンテープが施されているので傷つきにくくなっています。
しかもベルトの端の処理が滑らかに切られており、端が段差になりにくくウェアと擦れた際のダメージが少ないのは非常にいいところ。
これまでにもいくつかフレームバッグを使用してきましたが、固定ベルトの端が厚く硬く角が立っているような生地の場合、
肌に擦れれば擦り傷になってしまうし、ウェアと擦れればそこだけ傷ついて破れたりボロボロになってしまっていったりしたのでこれはかなり重要ポイントです。

ベルトの長さは比較的長めです。エアロフレームであるCerveloのS3であってもシートチューブ側は問題なく固定できました。
逆に細身のクロモリフレームに取付けをした場合はベルトが余ってピラピラしてしまうので、細いフレームの場合は処理を考える必要がありそうです。

容量は0.6Lと小型であるが、無駄に大きすぎない点もよいポイント。
自分の場合はツーリング時の補給食と、モバイルバッテリーを主に入れており、充電中はスマホもこの中に入れています。
その他にはサドルバッグに入らないミニポンプなどをケースバイケースで入れたり、大型サドルバッグでの旅の際はカギもここに入れたりもします。
それでちょうど一杯くらいの大きさ。

ファスナーは防水性の高いジッパーにしては非常に滑らかで開けやすく、信号待ちのちょっとした時間でももたつかずに取り出せる点は非常にGOOD！
左右どちらからもアクセスできるのはふとした時にストレスにならないのはよいポイントです。

おすすめなターゲットはロードバイクでのファストツーリングをする際のワンモア荷物の収納や、
ロングツーリングで大型サドルバッグを使う場合に、それとは別に素早くアクセスできる荷物入れが欲しい人などにおすすめ！
そこまで重くならず、かゆいところに手が届くちょうどいい大きさのフレームバッグです。