◆ハイエンド・クリンチャータイヤの新シリーズ
MICHELIN のプレミアムロードタイヤ、PRO シリーズ。近年の歴史をひも解くと、2002年に発表した PRO RACE が、バランスの取れた性能でハイエンドのクリンチャータイヤとして、世界中から高い支持を得ました。以後、3年周期で PRO 2 RACE、PRO 3、PRO 4 を発表。 MICHELIN は新しい PRO シリーズをリリースたびに、追い上げてきたライバルとの性能アドバンテージを拡げてきました。
そう、何時の時代も MICHELIN の PRO シリーズはハイエンドタイヤの牽引役だったのです。そして迎えた 2016年の春。背後に迫ったライバルたちとの差を拡げるため、MICHELIN はプレミアムロードタイヤの世界に、再び新たな矢を放ちます。MICHELIN POWER 満を持して登場です。
MICHELIN の本拠地、フランス中西部の都市クレルモンフェランには、自社所有の広大な敷地の中にテストコースの LADOUX(ラドゥー)を所有しています。20本に及ぶ様々なコース、総延長 45km、7000個ものスプリンクラーも設置されたコースからは、これまでも多くの製品が生み出されてきました。
新しい MICHELIN POWER も、生まれはもちろん LADOUX。MICHELIN の最先端技術が惜しげもなく投入された MICHELIN POWER は、用途によって 3種類。何れも強大なストッピングパワーのディスクブレーキでも最大の性能を発揮できるよう設計されています。また摩耗の目安となる TWI(Tread Wear Indicator)と呼ばれる小さな穴も新装備され、タイヤの交換時期を教えてくれることも特徴です。
機材による効率化はコストがかかるものです。例えばホイールで 12Watt の出力を抑えたいと考えた場合、約31万円の投資が必要です。フレームで 6Watt を抑えよう問したら約27万円、同様にヘルメットで 3Watt を抑えるとしたら、約2万7千円かけて高性能の新品を購入しなくてはなりません。これに対して POWER は、どのパーツよりも低価格で 10Watt の出力を抑えることができます。 MICHELIN がまた、一歩先を行きます。
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